熊野筆伝統工芸士リアルライブ
【筆づくりの『リアル』、見たくない?】
皆さんは本物の筆作りを見たことはありますか?デパートの催事会場や、最近では多くの筆作り動画も配信されていますが、実はそれ、皆様に筆に興味を持っていただくためのいわゆる『デモンストレーション』。
本物の筆づくりには70以上の工程があり、とても全ての製作工程はお見せ出来ないため、リアルな筆職人の工房とは、実はちょっと違うことをしてるんです。
そんな、普段お見せすることの出来ない熊野筆づくりの『リアルな現場』を、今回は熊野筆伝統工芸士・實森得応氏の工房からライブ配信します。
開催日 |
2020年9月22日(火) |
開催時間 |
14:00~16:05 |
参加費 |
無料 |
参加方法 |
本イベントは終了いたしました。
終了したイベントは、下記の熊野バーチャル筆まつり公式YOUTUBEチャンネルにてご覧いただけます。
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スケジュール |
14:00~14:45 ①パート1:“練り混ぜ(混毛)”から、筆の大きさを決める”芯立て”までをお届けします。長さや種類の異なる複数の毛の束が、筆司の手によってきれいな筆の形に姿を変えていく、そんな魔法のような45分。
15:00~15:30 ②パート2:”焼き締め”から”繰り込み”まで毛筆って、棒に筆の形にした毛の束がついてるけど、毛と持つところって、実際どうやってくっついてるのでしょう?なぜ毛がバラバラにならないのでしょう?煙が出る作業のため、室内でのデモンストレーションではほぼお目にかかれない”焼き締め”と”繰り込み”。本来近くで見ることが難しい工程を、ぜひ工芸士の目線で確認してみてください。
15:45~16:05 ③パート3:最終工程”仕上げ”
筆づくりの工程で付着した汚れや、取り切れなかった不要な毛を取り除き、毛をまっすぐに整える。筆の書き味を左右する重要な最終工程をお届けします。『バーチャル筆の市でキットも売ってるし…もしかしたら自分でも出来るかも…』と、感じるかもしれません。しかし、これが本当に難しい。熊野筆まつり歌の歌詞にあるとおり、見たようには楽には出来ない…。本当は難しいことを、さも簡単げにやってしまう、それが職人です。キット購入をお考えの方も、ぜひご覧ください。 |
準備するもの |
なし |
講師紹介 |
熊野筆伝統工芸士 實森 得応氏
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