広島県安芸郡熊野町は、江戸時代から伝わる筆の生産を産業の中心として「筆の都」として栄えてきた町で、
書道筆・画筆・化粧筆・その他、どんな筆でもそろう日本一の筆の都です。
天保年間には筆作りが始まり、日本一の生産地に育てた先人達の労苦に感謝し、ますますの発展を願って、
例年、秋分の日に「筆まつり」の祭典を行うようになりました。
筆を使う文化に携わる全ての人と筆を与えてくれる自然に「筆の都」熊野町が心をこめてお届けする年に一度の大イベントで、
1日のみの開催ですが、毎年5万人ほどの来場者でにぎわいます。
神事「筆供養」は、筆づくりのため毛を提供してくれた動物たちへの感謝と供養と、
使い古されて役目を終えた筆に対する感謝の気持ちを込めて、毎年何千本もの筆を神聖な火の中に投じます。
今年2020年は、86回目の開催を予定していましたが、コロナの影響により開催が中止となりました。
多くの人が楽しみにしていたイベントを、
何とか実現できないかと熊野筆事業協同組合の青年部を中心に
商工会や町役場の有志が集まり熊野バーチャル筆まつり実行委員会を立ち上げて
6日間のオンラインでの開催を試みることにしました。
熊野筆について詳しくはこちら
熊野筆は、国内・海外でも有名な書道家や画家、世界的なアニメ界の巨匠や制作会社、
映画製作のハリウッドや世界の高級ブランドが新作を発表するファッションショーや
有名ファッション雑誌のモデルのメイクアップ・アーティストたちが、
自分たちの一流の作品を作る道具として重宝されています。
熊野筆でお化粧をすれば、薄くて均等に密着し艶感や、毛穴が目立たないムラがない仕上がりに。
熊野筆で書や画を書き・描けば、流れるように引かれる美しく繊細で、
優雅さのある多彩なニュアンスを自在に描くこともできます。
プロから広まり現在では、書道・絵画・アニメ・メイクなど幅広い趣味でも使われ、国内外で愛好家が多くいます。
熊野筆は、広島県・熊野町の伝統技術による、細部にまでこだわった筆で、その工程の多くは職人による手作りです。
特に書道筆は、経済産業大臣指定の伝統的工芸品として認定され、
原料や製法まで厳しい基準を満たした筆のみが名乗れる日本が世界に誇る名品です。
本ページにて
2020年9月22日(火)~27日(日)まで開催
熊野筆とは 熊野筆事業協同組合は、平成16年(2004年)12月に、当時としては全国的にも珍しい団体商標を取得しました。 これは標準文字での商標のため、「クマノフデ、クマノヒツ、クマノ」の称呼となる全ての文字が対象となります。 熊野筆の規定は熊野筆事業協同組合のHPをご参照ください。

●お届け地域および発送日について
ご注文商品の発送は日本国内に限らせていただきます。
ご購入頂いた商品については、10月1日以降、準備が整い次第、随時発送させて頂きます。
●送料について
送料は、日本全国一律1000円となっております。
なお、税込5,000円以上お買い上げの場合は送料無料とさせて頂きます。
開催に関する情報は、各SNSにて発信しております。
ぜひ、閲覧とフォローをしてバーチャル筆祭りの開催をお待ちください。